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2008/05/19 アーカイブ

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長野を離れていた13年間の中で、帰省した際には必ず行く場所があった。
千曲川沿いのサイクリングコースにある水通管場。

中学校を卒業して高校に入学するまでの間、田中くん(通称:じーちゃん/
なぜ「じーちゃん」なのかは不明)と亮くんと三人でほぼ毎日遊んでいた。
いろんなとこで遊び回った後、最後はいつもこの青色の水通管場だった。
何かをするというより、「高校か〜これからどうなるんだろうな〜」なんて話をしていたと思う。
高校に入学してからは、彼ら2人と遊ぶこともなくなって、水通管場にも行くことはなかった。

特に何がある訳でもないし、お気に入りの場所という訳でもなかったけれど
夕暮れ時の空気の匂いというか雰囲気を気に入っていた。
あの時の空気感を鮮明に憶えていて、大学に進学してから帰省すると、ふらっと立ち寄る場所になった。

もうひとつ、この場所には青春時代のほろ苦い思い出がある。
青色の水通管場につながっているサイクリングコースの反対側にある排水場の建物がある。
そこは、人がいなくて鍵が空いていたから簡単に入ることが出来た。
中学2年の時、当時俺の周りでは「ぼくらの七日間戦争」という映画が話題になっていて
(学校規則に抑圧された中学生が、立ち入り禁止の工場に立てこもり学校教師や大人に
「戦争」を挑むというストーリー。ちなみに宮沢りえ主演第1作)
俺らもやろうと意気込んで計画を練った。
計画といっても、映画のように学校教師や大人に「戦争」を挑むなんてのには程遠い
かわいいもので、親に黙って外泊するぞという小さい勇気だった。
思春期ならではの何か漠然とした葛藤と反発だったのか。
計画実行の日、学校は参観日で母達が授業を観にきていたのだが、
母に呼び出され「工場に勝手に入って泊まるなんて駄目よ」と怒られたのだ。
なぜ知っているんだ?ってことになるのだが、実は実行犯の一人が昨晩親に言ってしまった
らしく、5人の親が集まり会議の後、皆で怒られあっさりと実行前に制圧されてしまった。
ひとりのチキンヤローのおかげで計画はパァ〜。
結局、そのチキンヤローの家にお泊まり会ということに落ち着き、
テレビゲームをして、エッチな本に皆で大興奮したという健全な結果に終わった。


帰ってきてから、昔の記憶がたくさん蘇ってくる。
子供の頃の自分が走り出す。
場所の持つ記憶の大きさを感じる日々。

ジャニーズ男闘呼組が出演していた映画「ロックよ、静かに流れよ」が観たい。